『カーニヴァル化する社会』鈴木謙介

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)
いまさら読んだ。ごらんの通り、(おそらく初刷の)帯には『ネット世代の論客が解き明かす「僕たちの日常」』と書かれているが、自分が入手した四刷目では『気鋭の社会学者「ニート」問題の本質をシャープに読み解く!!』となっていた。
もちろん初刷で興味のある若者層には行き渡っただろうから、オジサン、オバサン層にアピールしていく戦略なのだろう。
自分としては北田暁大氏やこの鈴木氏の本はもっと中年層に読まれて欲しい。と思っているので、こういった戦略は大歓迎だ。
まあ、そんな戦略がとれる本だから、いろいろな読み方ができるよ。ってことで。